1. 白酒とは

  2. 白酒の作り方

  3. 白酒の種類

  4. 白酒の飲み方

  1. 一生に一度は飲みたい中国を代表する「茅台酒」

  2. 1200年の歴史が結実!明の時代から作られている白酒「五粮液」

  3. 1400年の名酒!北斉4代目皇帝・武成帝も愛した山西省杏花村で作る「汾酒」

  1. 白酒と共に故郷西安の味を千葉・柏にある福来麺菜館で味わう

  2. 新宿の路地裏の名店!上海料理の老舗「上海小吃」で白酒を飲もう!

  3. 西川口「藤記鉄鍋炖」へ行き、寒い日は巨大な鉄鍋を囲み白酒を飲んで楽しもう!

  4. 子供からお年寄りまで地元に愛される上野御徒町「雅亭」で白酒を飲む

日本で飲める白酒リスト

汾酒の特殊な曲(麹)を使って作る1000年以上の歴史を持つ伝統的な白酒

中国の酒で最も古い白酒

1980年に中国で出版された名著『中国名酒志』によると、中国の酒で最も古い銘柄と言われているのが「汾酒(フェンジュウ)」です。山西省杏花村発祥の汾酒は古くは南北朝時代(西暦420~585年)の北斉のころから生産されていました。

この頃、すでに銘酒として、愛されていましたが当時はまだ蒸留技術がなかったので、醸造酒として、その名も「汾清(フェンチン)」と呼ばれていました。一体いつ黄酒の汾清が蒸留されて、白酒の汾酒になったのかは、不明…

中国の蒸留酒の最初の記述は宋代(960年~1279年)と言われています。南宋の都臨安の地理風俗を記した随筆集『夢梁録』には、「水晶紅白焼酒」という新しく作られた酒のことが記載され、その記述では

その味は香軟で、口に入るとさっと絶って終わる

と記してあります。舌に味が残らず、かつ香りがあって、軟らかといえば、そうアルコール度数の高くない蒸留酒とも見ることができる。ということで、宋代に蒸留酒が造られ始め、宋代には白酒が一般化したと考えられています。

汾酒の特徴

汾酒はアルコール度数も高く、独特の上品な風格があり、無色透明。清香の風味が素晴らしく、味は濃いが美麗。アルコール度数は高いが刺激が少なく、さっぱりとした清涼感ある後味。飲む人に、杏(あんず)の精がのり移ったような心の悦びを与える酒です。

1400年の名酒!北斉4代目皇帝・武成帝も愛した山西省杏花村で作る「汾酒」

基本情報

白酒の名称 汾酒 フェンジュウ
会社名 山西杏花村汾酒集团有限责任公司
ホームページ http://www.sx-xhcfj.com/
参考価格 4000円~